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ジャズボーカリストだけにとどまらず、多方面に渡る活動の中でも石田一美がジャズと同じ思い入れをもって活動している日本舞踊名取としての一面を紹介します。


  私と日本舞踊
お稽古事はなんでも六歳の六月六日から始めると成就すると言われているようで、私も日本舞踊を六歳の六月六日から習い始めました。その後平成三年から現在の私の師匠である花柳郁美之先生の門下となり、花柳一郁美を襲名して名取となりました。名披露目公演は「京鹿子娘道成寺」を国立劇場で踊りました。
 日本舞踊はただ踊り方を習うというだけでなく、邦楽や着物の着方、お作法等も含めた日本の文化をお習いするので、厳しいけれどとても素晴らしいものだと思います。私は高校、大学時代と学校では英語を専門に勉強して、その後も商社に勤めましたので外国の方と接する機会も多く、日本人として、本当に良かったと感じています。
 花柳郁美之先生の下で沢山の演目を勉強しました。舞台の他にも色々な パーティー、式典などに呼んで頂き、踊らせて頂きました。


現在、お稽古とお舞台の方はお休みしているのですが、頼まれて着付けに 出かけたり・・というような活動はどしどしやっています。
一昨年も友人の歌手の七瀬薫さんに呼んでもらい、劇団未来劇場(水森亜土さんの劇団)に着付け指導に行きました。着物は布地を直線的に仕立てた物なので、それ自体はどれも同じ形です。それだけに着物の着方にはその人の内面的な個性がそのまま出てしまうものです。劇団で役柄を作っていく時、着付けに目をつけられた七瀬薫さんはさすがだと思います。ご一緒にお仕事させて頂き本当に楽しかったです。


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